製品情報
02BMブランクス
航空計器用として超低反射に調整したBM(ブラックマトリクス)ブランクスは1994年から15年間に及び10万枚を超えるコックピット用ディスプレイに使われ、何万に及ぶ航空機に搭載され今も世界中の空の安全に貢献しています。
航空計器用としての生産は終わりを迎え、現在ではCr系BMブランクスはごく一部となりましたが、これらで培った反射膜の技術はエンコーダーやそれ自体を機器の部品として用いるマスク等の製品に活かされています。またこの膜仕様はガラスエッチングでの使用も多く、新たな需要、用途にも期待しています。
BMブランクス
BMブランクスでは主に1.1mm以下のガラスに非成膜面側の反射を抑える膜を用います。100mmから730mmX920mm等の大きなサイズに至るまで、板厚は0.5mmといった極々薄い基材にまで成膜対応が可能です。
基材は御依頼元からの支給が多いですが弊社でも御用意することができます。
多くの場合弊社ではレジストコートは行わず、Cr成膜までを行います。
BMブランクスの膜構成
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厳密には上記のガラス面側低反射膜(GL膜)を用いたものをBMブランクスと言いますが、弊社では板薄の基材にCr成膜までを行う製品を総じてBMブランクスとして扱っております。酸化膜を保護膜的に使用してのガラスエッチングやCr単層膜にて装置・ライン確認用のブランクスとしてお求めいただくことも多くあります。
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