CSTの製造工程は、大きく3工程に分類する事ができます。
1.洗浄工程 ・・・購入、搬入された基板の表面を綺麗に洗浄
2.成膜工程 ・・・基板に薄膜を成膜
3.レジスト工程・・・感光材をコーティングする
2006年の入社以来、配置転換により複数の工程に従事して参りましたが、主に携わってきたのは2番目の成膜工程です。
前工程である「洗浄工程」を経た基板を検査し、成膜装置に投入します。機械による成膜作業完了後に着膜後検査を行い、傷や不純物などの欠陥がないかを目視で確認します。
規格に適合した製品だけを次工程である「レジスト工程」へ回します。
微細な異物、不純物が欠陥や不良に繋がる為、作業環境や設備はメンテナンスが行き届いていますが、時には検査により不適合判定となる事もあり、やり直しが発生するケースもあります。作業量の目安としては、多い時で1日数百枚の検査を行う事があります。
VOICE OF EMPLOYEES
社員の声
2006年入社 製造部
Manufacturing Department-
CSTの製造現場ってどんな仕事?
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製造作業でやりがいと感じることは?
CSTの製造工程はバッチ式であり、多品種、少生産に適応可能な為、製品は顧客の要望に合わせたオーダーメイド対応が可能です。基板のサイズ、形、材質、膜種など様々な構成要素とその組み合わせにより光学特性や品質が異なってくる為、製品の特性を考慮しながら設定/確認作業を進めていくことになります。これら全てを機械化された工場で対応するとなると、機械設定の変更に大きな時間を要するため現実的ではありません。最小限の機械設定変更で生産出来ることがCSTの強みと考えています。欠陥のサイズや基準を習得するには時間が掛かりますが、CSTの強みを活かす為、繰り返し力量訓練を行っています。社内の認定を取得することで重要な作業を任される機会が増え、達成感ややりがいに繋がっていると感じています。